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2013年06月10日

トラックドライバーとコンビニ店員の悲劇

第5話です。

思わず人の嗅覚を刺激してしまうような珍事件です。


2011年、台湾の新北市にあるコンビニエンスストアでその事件は起こりました。

ある日の深夜、とある1人のドラックドライバーの男性が急に便意をもよおしたため、このコンビニエンスストアにてトイレを借りようと駆け込みました。

ところが、このコンビニでは深夜の防犯対策のためにトイレのドアは鍵が掛けられている状態であったそうです。

予期せぬ事態に男性はパニック状態になり、「どうして鍵が掛かってるんだ!!」とその場で発狂。
そしてレジカウンターの前まで行って、レジカウンターを叩きなが「開けろっ!早くぅ~!!」と店員に激しく詰め寄ったとのこと。

店員は血相を変えて怒鳴る男性を見て一瞬慌てはしたものの、「今すぐ開けますので、少々お待ちください。」と丁寧に対応したという。
しかし、男性の便意はこの時すでに限界値を超えていて、店員がトイレの鍵を開ける前に彼の括約筋は力尽き、ジ・エンドとなってしまいました。

コンビニでトイレを借りようとして、間に合わずに漏らしてしまった。
・・・と、ここまでの話なら同じ様な切羽詰った状況を経験をされた方もいるだろうし、笑い話程度で済まされることだと思うのですが、
男性はこの後周囲に居る他のお客たちに醜態をさらしたことに逆上し、とんでもない行動に出ました。

なんと男性は汚物がたっぷり溜まった自分のズボンの中に手を突っ込み、その手をあろうことか店員の顔にすりつけたとのこと。(悲惨すぎる…)まるでマンガの世界の中でしか起こらない様な突拍子もない出来事にその場で固まる店員、唖然とする他のお客たち…。
騒然とする店内を尻目に、男性は何食わぬ顔でその場を立ち去って行ったそうです。

この事件の被害者となった店員は、不幸なことにこのショッキングな出来事が原因で大きなストレスを抱えトラウマになり事件後間もなくしてコンビニエンスストアを退職したとのこと。

心の傷は相当に深いものであったらしく、カウンセリング治療を受けなくてはならなくなってしまったみたいです。

加害者である男性のその後は、店内に居合わせた他のお客の通報により公然侮辱容疑で逮捕・起訴されたそうです。
男性は「自分のしたバカな行為を後悔し、深く反省しています。」と裁判の供述の中で話したとのこと。

この事件では、加害者であるトラックドライバーの男性がトイレに鍵が掛かっていたことに対して騒ぎ立てることさえしなければ、周囲のお客に気づかれること無く醜態をさらす必要もなかったのではないかと思います。

漏らしてしまった後でもトイレが使えるようになればコンビニで替えの下着やタオル等を買ってその中で処理を済ませれば、周囲のお客に気づかれずに何事もなかったかの様に店を後にすることだってできたのではないでしょうか。

男性はプライドの高さが邪魔をして起こった惨劇・・・

この選択の結果、事件がニュースで取り上げられることになり、男性はコンビニにいたお客だけではなく、世間に醜態を晒してしまうことになってしまいました。



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